社長ブログ -雑多な日々-
今日はいい天気でしたね。
ふと見上げると、流れる雲も気持ちよさそうでした。
久しぶりに角田に行ってきました。
スーパーの改修工事の依頼です。
ご依頼先の部長と二人で約2時間の同行&現場調査。
お互いの現状や取り組んでいることについてなど、
いろいろ話しながらの楽しいドライブでした。
最近、店舗や事務所の改修が増えてきました。
景気も確実に上向いている気がします。
部長から、「最近は解体はやってないの?」と聞かれました。
あ、そういえばここのスーパーの前はパチンコ屋があって、
7年前にわたしが解体したんだっけ。
そのときも、こちらの部長に紹介して頂きました。
「最近は、ほとんど建築ばかりなんですよ」
と言うと、目を丸くしていました。
本当に最近は住居や店舗の新築、
マンションや戸建のリフォームなどがほとんどで、
外構、宅地造成、解体などの依頼はめっぽう減りました。
わたしは常々社員に、
「仕事は頂けるものはなんでも取り組んでいく。
私たちに何を期待しているかは、お客様が決めることだ。
しかし、会社としてこうなりたいという方向性は持っていこう」
という話をしています。
わたしがもともと土木工事がメインの会社にいたこともあり、
設立当初は土木や解体工事が全体の7割を占めていました。
しかし、仙台駅東口や東西線エリアでの解体工事は一段落。
数年前のファンドバブルの崩壊以降、
街中でビルやマンションの建て替え需要は激減し、
仙台全体での解体工事の重要がなくなったのも事実です。
もともと、土木工事や解体工事は、
公共事業や下請けでの工事がほとんどです。
次第に、「地域の皆さまに本当に喜んで頂ける仕事」
をやっていきたいというおもいが強まり、
2年前に住宅のオリジナルプランを発表しました。
社内的にも社外的にも疑問視する人がほとんどでしたが、
おかげさまで、昨年から今年に入ってからも
次から次へと新しいご縁が生まれています。
今では、最近知り合った方には
「え、解体もやってるの?」
と逆に言われるようになりました。
その、周りの評判が変わっていくのって、
けっこう快感です(笑)。
今、ライズシティが取り組んでいるのは、
建設業と不動産業が一体となる会社づくり。
それも、「住まい」をテーマに、 地域のお一人お一人とのご縁をとことん大切にするかたち。
そのためには絶え間ない努力、営業活動と
幅広い知識と人間性が求められます。
でも、誰も歩んでいない道だからこそやる意味があります。
本来、建築と不動産は違う仕事ではなく、
お客様の多種多様なニーズに応えるためには
セットであるべきだと思っています。
やろうと思った経営者はたくさんいるのでしょうけど、
中途半端で終わる会社がほとんどではないでしょうか。
そこには越えなければならない山がいくつもあります。
わたしは、経営者として後ろでふんぞり返るのでなく、
先頭に立って切り拓いていこうと思っています。
これからもずっとずっと走り続ける道です。
一見大変なように見えますが、お客様に喜んで頂くのが
わたし自身の一番の喜びです。
とりえがそこなので、これからもそのスタイルです。
お客様のため、地域のために今後も頑張っていきたい、
と決意を新たにした一日でした。
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