社長ブログ -雑多な日々-
新年度を迎えた今日、仙台は目の覚めるような青空な広がりました。
こうやって写真で見ると何事もなかったかのようですね。
外見はこうやって見える高層ビルも、中は壁や天井が落ちてボロボロです。
このブログでも何度か話題に出ているアンパンマンミュージアムも、
完成前にもかかわらず外壁が崩れていました。
『世界的建築』と誉れ高い仙台メディアテークもご覧の通り。
7階の天井が落ちているのが分かります。
復旧は遠い遠い道のりです。
そんな中、ライズシティでは月例会議でした。
まずは、社員みんな、そしてその家族も無事で本当に良かった。
身体さえあればなんとかなる。本当に良かった。
みんな震災で自分たちの生活も大変な中、休みも返上して、
自分の大切な食糧や炊飯ジャーなどを持ち寄って、
そして一言の文句も言わずよく頑張ってくれた。
沿岸部では親を失った子供や身寄りがいなくなったお年寄り、
そして住む家を失ってしまったたくさんの人たちがいる。
一刻も早く助けに行きたい。
しかし、わたしたちも被災者である現在、
その人たちを直接助けに行ける余裕はない。
しかし、この復旧への道のりは何年もかかる。
今だけのボランティアをすることよりも、
これから、困っている人たちとたくさん出会うだろう。
その都度、精一杯支援をしていこう。
会社としてどんな形での支援がいいかは答えが出ていないが、
少なくても、今、周りには「過去の施工不良」や「老朽化」、
そして住むところがなくて困っている人たちがたくさんいる。
わたしたちが今まで通り、そして今まで以上に
「思いやりのある、安全で丁寧な仕事」をしていくことが
イコール社会貢献につながる。
そう信じて頑張っていこう。
という話をしました。
毎日、一人でも多くの人が笑顔になって頂くために。
ライズシティは走り続けます。
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