社長ブログ -雑多な日々-

南三陸町

[社長ブログ] 2011年05月27日

雑多な日々



昨日、東京から入村さんがおいでになりました。


被災地を見る、という目的でしたので、


足を延ばして南三陸町へ案内しました。


わたしも、地震以来初めて訪れました。



仙台から自動車道で約2時間。


高台にある志津川中学校から町を見渡しました。




テレビなどでよく報道されている光景です。


でも、実際に自分で行ってみると印象は全然違います。


その壮絶さ、悲惨さは、一瞬言葉を失います。


雑多な日々

雑多な日々

テレビで話題になった役場や

放送局がある合同庁舎も、

津波がきた状態のまま残されています。

海から1km以上離れた場所で、

5階建ての建物をすっぽり包む高さの津波。

予想しろ、といっても無理でしょうね。

もうひとつ驚いたのは、復旧活動。

瓦礫(がれき)の片付けは、


ある程度までの状態で止まっています。


動いている重機も、ほんの数台。




「これ以上やっても、将来ここに住めるかどうか


分からないから、やってもしょうがない」


と中断しているように見えました。


町全体が生気を失っています。


ゴーストタウンといってもいいくらいです。




仙台はある程度復興が進んでいますので、


ついつい沿岸部のことが見えなくなってしまいます。


住民の皆さまは、今も大変なご苦労をされているでしょう。




皆さまの一刻も早い安住とご健康をお祈りします。