社長ブログ -雑多な日々-
仙台今宝会に入会させて頂いて、
初めての「能」の稽古でした。
場所は仙台市民会館 。
奇しくも、来月の演芸大会の会場です。
この会場とも縁を感じますね。
窓から外を眺めると、
眼下には美しい広瀬川の風景が広がります。 仙台人として、哀愁を感じ、心を和ませてくれます。
宝生流シテ方能楽師の今井泰男先生 に 稽古をつけて頂きました。 今回誘って頂いた司法書士の村上所長によると、 今井先生は大変有名な方で、 いずれ人間国宝になるんじゃないか、 と話していました。
どうせやるなら、本筋、本道を まっすぐに歩いてこられた方に師事したいですよね。 お声をかけて頂いて、身に余る光栄です。 先生は仙台の弟子に稽古をつけるために、
90歳のご高齢にもかかわらず、
お一人で東京からおいでになりました。
能の稽古は基本的に一対一で行います。 今日の一人目の稽古はわたしでした。 今井先生は、はじめてのわたしにも、 大変親切に教えて下さいました。 最初はすっごく難しいな、と思いました。 でも、何度も繰り返していくと、 自分が平安時代にタイムスリップしたような、 なんとも不思議な、そして厳かな感覚になります。 とても興味を持ちました。
わたしの後は、村上所長のお稽古です。 村上所長の普段の温和な雰囲気は一変。 わたしの稽古のときとは、雰囲気が全然違う。 凛とした空気。 もうスゴイの一言。 これが、「能」ですね。 舞台では、さぞかし壮観なんでしょうね。 「能」という日本の伝統芸能に接することができて、 日本人として、とても幸せです。 11月には東京で、全国の今井先生のお弟子さんの 発表会があるそうです。 ぜひ、参加しないか、と言って頂きました。 自分では始めたばかりなので ちょっと無理かな、と思いましたが、 人生、なんでも挑戦。 やれるだけやってみよう、と思いました。 ありがとうございました。 |