社長ブログ -雑多な日々-

高速道路無料!!

[社長ブログ] 2011年06月25日

雑多な日々


仙台市役所に行ってきましたよん。


『り災証明』を受けると、東北の高速道路が


無料になるからです。




プライベートででかけるときはもちろん、仕事でも、


「高速道路を使いたいけど、経費がもったいない」


ということが往々にしてありますから、


この措置はとーっても助かりますね。




でもね、ひとつ気になることがあります。


受付会場に着くと、記入用紙があって、

担当の方が、丁寧に書き方とか教えてくれるんですね。




『この欄に、食器が壊れたとか


パソコンが壊れたとか書いて下さい』




とか???




そうなんです。


その人が、本当に建物や家財道具が


壊れたかどうかは、ノーチェックなんです。


ここは、高速道路を無料通行できる手続きをするところで、


仙台市民で運転免許証を持っていれば、

誰でも、『り災証明』を発行してくれるんです。




ホントの(?)り災証明の受付窓口は、隣にありました。




そして、待つこと10分。


なんの聞き取り調査もなく、無事『り災証明』を渡されました。




ちょっと、待って。


今、東北自動車道のインターチェンジでは、


ドライバーが被災者かどうかチェックしてますよね。


おそらく今日あたりは大渋滞でしょう。




発行するときはノーチェックなのに、


通る時はチェックして大渋滞・・・。




これって・・・小島よしお風に言えば、




なんの意味もない!!!




なぜか・・・?


よく考えてみて!?




インターチェンジで、


被災地に住んでる免許証提示で


タダにすれば、話し早くない???




いっそのこと、被災地に住んでいる人だけじゃなくて、


通る人みんな無料にすればいいのに。


高速道路だけじゃ他の交通機関が不公平だから、


JRも飛行機も船も半額にして、差額を国が負担するとか。


そうすれば、ボランティアの人も来やすくなるし。




東北にみんな来るようになれば、


東北の良さも知る機会になるし、


こっちに住みたい人も出てくるはず。


そうすれば、東京に一極集中している人口も緩和されるし。


「人が増えること」が、地域を活性化させる一番の方法です。




国が直接援助しようとしたって、


この規模ですから限界がありますよね、


国会議員の皆さん!?


日本の国土を人の身体に例えたら、


身体の一部分がなくなった、


と言ってもいいくらいの大大大災害だったんですから、


それぐらいの大手術をしないと。




津波の被害を受けた多くの沿岸部は


いまだ放置されたままです。


お金の力ではなく、人の力を借りる方が早い。




だからこそ、人や物を自由に流通できる特例措置をやって、


困った地域があれば、みんなそこに行きやすくする。


そういうシステムを作った方が、経済活動が活発になります。




宮城や岩手に行くためには、


必ず福島を経由しなければいけませんから、


原発問題で、とっても困っている福島にも、


お金が落ちることになります。


ガンバレ!福島の皆さん!!!




じゃ、いつまでそれをやるの?と聞かれれば、


がれきの処理に3年かかる、と言われていますから、


3年の限定措置にすればいいんです。




・・・こんな案、どうでしょうか。


ま、いずれにしても・・・



ガンバロウ、東北!!




今日はこの辺で。