社長ブログ -雑多な日々-
2日間の勉強会が終わりました。
昨年と同じパシフィコ横浜で、
参加者3,500人が朝から夕方まで缶詰め。
中華街?
もちろん、一歩も行けません(笑)。
昨年同様、たくさんの「気づき」を頂きました。
見習うこともあり、
人のふり見てわがふり直せ、でもあり。
発表者の何人かは、売上も100億円以上です。
地元ではかなりの有名企業でしょう。
しかし、ぶつかる困難は我々中小、零細企業と
同じなんですね。
他社に負けない商品をつくり、
社員を根気よく育て、
経常利益を少なくとも売上の10%以上確保して、
将来の投資に備え、筋肉質な会社をつくり、
同時にお客様に心から満足して頂く、というのは、
言葉で言うのは簡単ですが、
貫いていくのは並大抵でないな、と思います。
こんなわたしに、果たしてそれができるんだろうか、と
気が遠くなることがしょっちゅうです。
勉強会最後の稲盛塾長の講話にも大変心打たれました。
なんといっても今年79歳です。
今回はだいぶお疲れのようで、声も絶え絶えでした。
それでも、お力を振り絞って、
ご自身が若き研究者の頃の話をして下さいました。
勤労意欲のない年長者の部下に泣かされ、
注意をしたら労働組合から呼び出されて
大勢に取り囲まれて激しい罵倒をを受け、
あげく、帰り道に何人もの暴漢に襲われたそうです。
かたくなな正義感が原因で、周りから嫌われ、
敵をつくってしまった結果です。
経営者なら誰でもぶつかる道。
「和」という一見素晴らしい、でも間違えれば
組織が弱くなる原因の言葉、に逃げて、
多少わき道にそれるのを見逃すか。
あくまでも正しいと思った道を貫くのか。
稲盛塾長ほどの方でも、同じ悩みにぶつかったんですね。
大きな勇気が湧きました。
そして逆に「成し遂げよう」という心の、あまりの強さに、
自分とのギャップを感じずにはいられませんでした。
わたし自身、まだまだ、たくさんの「やるこべきこと」がある。
それに気がつかせて頂きました。
弱音を吐かず、ひとつひとつその山を越えていくだけです。
あと10年後くらいには、
あの「経営体験発表」の場に立ちたいな、
と思いました。
稲盛塾長からたくさんのことを学び、
真剣に経営改善、そして社会貢献に取り組んでいきます。
ありがとうございました。
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