社長ブログ -雑多な日々-
昨日の日経新聞に、「復興元年トップメッセージ」として、
広告を出させて頂きました。
被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い、お悔やみ申し上げます。 明日で震災一年・・・
あっという間ですね。
あの日の夜。
真っ暗な家の中で、ラジオにじっと耳を傾けていました。
「荒浜地区では、海に300から400の遺体が浮いています」
え!?
一体それって、どんな光景なんだろう・・・
今、ここでじっとしていて、いいのだろうか?
いつでも逃げられるように外着を着て、 家族がリビングで「雑魚寝」しました。
それは何日も続きました。
明日、食べるものがあるかも分からない・・・
断続的に来る余震に怯えながら、
風呂にも何日も入れないまま。
それでも、わたしは翌日から市内の復旧活動の指揮を執りました。
そして、現場で作業にあたりました。
それが建設業者として、当然の使命だと思ったから。
社員も、職人も、みんなよく協力してくれました。
何か、遠い昔のようです。
あれからたくさん、悲しいこと、やりきれないことがありました。
東京では、ガソリンや食べ物の買い占めが起きている、
なんてニュースを聞くと、とても驚いたりもしました。
今でもたくさんの方々が、不自由な生活を強いられています。
「仙台は復興バブルだ」と、調子に載っている人も、 また、羨んでいる人もいるかもしれません。
でもわたしは、とてもそんな気にはなれません。
全国的には大変な不景気が続いているし、
青森や秋田など、東北でも一層厳しい状況の県もあります。
これから・・・
あせらず、しかし確実に。
「お客様のため 地域のため」と思ってやってきたことを、
一歩づつ、武骨にやり抜いていくだけです。
「住まい」という仕事を通じて、
たくさんの人に笑顔になってもらうこと。
それがライズシティの役目です。
皆さまのご指導、ご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
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