社長ブログ -雑多な日々-
仙台景況感
仙台は震災バブルも落ち着いて、
一服した感がありますね。
修繕費用の助成や災害対策費の行き場がなくりつつある今、
本格的な復興が始まるまでは、
震災前のような状況になるかもしれません。
ウチの職人の中でも、単価の高い仕事に流れた人も何人かいます。
ハウスメーカーは震災直後から手間のかかる修繕工事を避け、
ひたすた安定した売り上げが期待できる新築工事に注力してきました。
その結果、今でも着工待ちの状態です。
これも、ひとつの戦略かもしれません。
しかし、わたしたちは会社のスローガンに
「お客様のため 地域のため」というスローガンを掲げている以上、
儲かることだけをやりませんでした。
去年の、多いときには同時に100件以上の工事を施工していました。
もう毎日、書類と罵声が行き交う日々でした。
なんとかそれを過ぎると、少し力がついたような気がします。
今は社員の力をつけるために、また社内のオペレーションを
構築するために「雌伏」の時期です。
体制を整え、役割を明確にし、自主性のある仕事へ。
お客様からのご依頼に応えるためには、
もっと「提案力」を磨かなくてはなりません。
もしかすると、来年は消費税の駆け込み需要で
また忙しくなるかもしれません。
そのときにあわてないように、着実に。
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