社長ブログ -雑多な日々-

心温まる光景

[社長ブログ] 2013年01月10日


今朝のこと。


車の温度計は氷点下5℃を表示していました。


とても寒い朝でした。




通勤で通る道は、南光台小学校の通学路です。


ここ最近、おじいちゃんが2、3人黄色い防寒着と


トラチョッキを着て、横断歩道の誘導をしています。




3ヶ月くらい前から始めたんような気がします。


恐らくというか、間違いなくボランティアでしょう。


見ていると子供たちは馴染みがないせいか、


いつも誘導してもらっている脇を、


挨拶もそこそこに素通りしていました。




それが・・・


今朝はなんと、小学生がみんなおじいちゃんに


ハイタッチしているではありませんか。


パーン、パーン、パーンと連続して。


なんか、とてもうれしくなりました。


スキンシップってとっても大切ですよね。


子供たちにとっては、通学の楽しみになるでしょうし、


問題の早期発見にもつながるような気もします。



仕事を引退してしまい、どう老後を過ごそうか


悩んでいる人はとても多いと思います。


毎朝毎朝、今朝のようにとても寒い日も


変わらず誘導してくれるおじいちゃん。


これって本当に素晴らしい地域貢献です。


おじいちゃんもきっと自分の存在意義を見つけることができて、


本当にうれしくなったんじゃないかな。




きっとこの方々が亡くなったら、沢山の人が悲しむでしょう。


そう思ったら目頭が熱くなりました。




引退したら、商売を推し進めて地域を豊かにするだけじゃない、


自分の身体ひとつで地域の役に立つ・・・


そんなことができる人になりたいな。


そう思いました。