社長ブログ -雑多な日々-
昨季、レッドソックスを退団した松坂大輔投手の
去就がまだ決まらないようです。
本人はメジャーリーグを希望していますが、
交渉どころか関心を示す球団も少ないみたいですね。
ファンの一人としては、もう少しメジャーリーグでの姿を
見たいものですけどね。
元はといえば、3年前のベースボールクラッシックで
無理をしすぎたのが原因だと思うんです。
まだ身体のできていない春先にあれだけ全力投球を続ければ、
どこかに異常をきたしてしまうのは想像に難くありません。
日本では、先発して200球くらい投げても
ケロリとしていたもんですけどね。
メジャーリーガーのバッターが相手だと、 毎試合毎試合、腕もちぎれんばかりで投げないと勝てない。 そのくらい向こうはすごいんでしょうね。
ダルビッシュも、日本にいるときには考えられないくらい
野球にストイックに取り組んでいるように見えます。
石川遼も今季、アメリカで大苦戦しています。
3試合やって、予選すら通れない。
獲得賞金ゼロです。
お馴染みの赤の勝負パンツやめるなんて出てました。
海外の選手はすっごく強いのに服装は地味。
自分が弱いのに赤じゃこっぱずかしいのかな。
気持ちを切り替えて頑張ってほしいですね。
松坂やダルや遼クンにしても、子供の頃から
チョー注目されて生きてきました。
自分でも、自分の才能を信じてきたからこそ、
苦しみにも耐えられた、というのはあると思います。
しかし、海外は違う。
自分の弱さを嫌というほど感じているでしょう。
大体海外の連中、チョーでっけーし。
以前アメリカに行ったとき、
1kgのステーキを頼んだことがありました。
日本人はみんなヒーヒー言ってんのに、
隣の席のアメリカ人。女子高生みたいなコが、
ニコニコしてペロッとたいらげてる。
こりゃあ戦争勝てねぇよな、と感じたのを思い出します。
でもね、彼らは決して悲観していないと思うんですよ。
むしろ、壁にぶちあたったことを歓迎していうようにすら感じます。
ああよかった、自分より上には上がいて、って。
何もかもうまくいきすぎたら
自分がダメになるって感じられるからこそ、
より高いステップに挑めるんじゃないかな。
彼らこそ、真の「サムライ」です。
食うために生きるんじゃなくて、
勝つために生きる。
人として、そして男として、すごく価値ある人生だと思います。
|