社長ブログ -雑多な日々-
業。
インドでは古くから重要視されてきました。
善をなすものは善生をうけ、悪をなすものは悪生をうくべし。
浄行によって浄たるべく。
汚れたる行によって、汚れをうくべし。
善人は天国に至って妙楽をうくけれど、
悪人は奈落に至って諸の苦痛をうく。
死後、魂は秤にかけられ、それに応じて処罰される。
わたしは、起業するまで何人かの社長に仕えてきました。
その中には、ダーティーだった人がいたことも否めません。
父もまた、目先の損得に気を奪われ、失敗しました。
わたしもまた、何度も「負」のエネルギーに引き寄せられました。
それは、わたし自身もそういう要素を持ってたからかもしれません。
破滅しそうにもなりました。
でも、ギリギリのところで浮かりました。
それはまさに紙一重。
運としかいいようがありません。
人間は生まれによって尊いのでも賤しいのでもない。
その人の行為によって尊くも賤しくもなる。
今は、損得だけでの仕事は決してしないようにしています。
「縁」はたしかに大切。
でも、それは全ての人を受け入れるということではありません。
自分を利用しようとする人もたくさん近づいてきます。
先ほどの「尊い」か「賤しい」かで処罰されるならば、
わたし自身もあの世で処罰されることも、たくさんあるかもしれません。
でも今は、大切な人に、その「業」に気づいてもらいたい。
社員や仲間や、地域の人たちと、素晴らしい未来を共有したい。
そんなおもいです。
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