社長ブログ -雑多な日々-

震災3年

[社長ブログ] 2014年03月11日



あの日から3年。


月日の経つのは早いものです。


天地がひっくり返るほどのことが起きたのに、


今こうして普通の毎日を送れていることが


嘘のようです。





画像は、震災から数ヶ月経った南三陸町です。





ここ数日、テレビの特番で


沿岸部には普通の日々を取り戻せない人たちが


まだたくさんいることを放送していました。





遅々として進展を見せない行政。


故郷を離れる人。


故郷の復興にご尽力されている人。




亡くなられた方々に心からご冥福をお祈りします。





何かしてあげられることはないかと


いたたまれない気持ちになります。





原発の問題もいまだに結論が出ていません。


反対意見ばかりがクローズアップされて


稼働する必要性の意見には


マスコミは目もくれません。


毎度毎度の政府批判。


日本を守るのは一体誰なの?





東京の関心は、もはやオリンピック。


東北は、いつも見下され


忘れ去られる存在でした。


自分たちさえよければいい街。


それが東京。




阪神淡路大震災のときに比べて


これだけ復興に時間がかかっているのは、


エリアが広すぎるだけじゃない。


「権利」を「自己主張」をするかしないかの差。





復興の予算が全く関係ないところに使われても


「どうなっているんだ!?」と声を上げない。


それが東北人のおとなしさ。





それにつけこむ中央の役人。

瓦礫を受け入れない市町村。


福島からの避難民を差別する人々。





行政や、マスコミや、中央は


何もしてくれません。


でも、わたしたちができることは


いくらでもあるはず。




できる範囲で被災地のお手伝いをして。


できる範囲で困っている人を支えて。





そのためにも、わたし自身、事業を大きくして。


たくさんの人々に喜んで頂ける仕事をして。


そしてたくさん税金を納めて。


支えられる人をたくさん雇用して。


この地域をよくするために、力を合わせよう。


この地域を、もっともっと住みよいところにしよう。





頑張ろう、宮城。


頑張ろう、東北。