社長ブログ -雑多な日々-
働く意味
子供の頃の夢というと、 プロ野球選手、学校の先生、看護婦さんなど テレビや身近な存在の仕事がほとんど。 普通の会社員になる、なんて夢はあまり聞いたことがありません。 これって、日本の教育の大きな責任でもあります。 だって、そんな夢を「いつか叶うよ」なんて励ましても なれる人はごく一部。 それじゃ、人生の最初から挫折させるようなもの。 人生の意義も分からずに、ただ「いい大学に行け」 と言うだけでは、子供がなぜ?と思っても不思議はありません。 本来、日本人としての志(こころざし)は、 日本という国を物心両面で豊かにし、 貢献すること。 社会人として世のため人のために貢献することが 日本人としての誇りであり、責任だ。 それこそが日本人の心に脈々と根差す 「奉公」であり「利他」である。 そんな考え方を教えるべきだと思うのです。 だから、どんな仕事でも尊い。 働くことにこそ、生きる価値があるんだ、と。 かつて、私たちの先輩たちはそうやって日本という国を豊かにしてきた。 しかしいつの間にか、政治家が悪いんだかマスコミが悪いんだか はたまた日教組が悪いんだか分らないけど、 日本人の教育から「骨」を抜き取ってしまった。 高齢化社会を迎え、日本の国力が落ちる懸念がある今こそ 大切なことを思い出さなくてはいけないのではないでしょうか。 |